【新唐人2010年11月12日付ニュース】中国の毒入り粉ミルク事件の被害を受けた赤ちゃんの父親、趙連海さんは11月10日、「騒動を企んだ」という罪で、2年半の刑を下されました。
趙さんは毒入り粉ミルク事件の被害児童の父親。で、被害者団体の発起人でもあります。11月10日、趙さんには「騒動を企んだ罪」で判決が下されましたが、この時点で拘留期間が1年近くに達していました。香港の明報によると、裁判は趙氏の妻と姉、母親と被害児童の親1人しか傍聴できませんでした。
趙連海さんの妻
「夫は判決を聞いて不服だったので、無期限のハンストを宣言しました」
担当弁護士によると、裁判所は期限を過ぎても趙氏を拘留したのに、何の説明もなく、直接2年半の刑を下したそうです。
担当弁護士 李方兵氏
「受け入れられません。趙氏は大声で自分は無罪だと抗議し、囚人服を拒否しました。手錠も拒みました。囚人服を脱いだのです。10日以内に控訴する予定です」
情報によると、裁判所の外には40名以上の支持者が集結。しかし、警官のほうがと多かったそうです。8時35分、判決が下ると、趙氏の家族は泣き叫んだため、法廷から退去させられました。
趙さんは、被害者の親のサイトを設立し、集団訴訟に参加するよう、被害者家族に呼びかけていました。去年11月13日、警察に突然拘束されて以来、ずっと拘留されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
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